幹細胞化粧品のオリジナルブランドを立ち上げる場合の企画、OEM・コンサル会社との打ち合わせの流れについて解説していきます。
オリジナル幹細胞化粧品を開発・製造するにあたり、まず行うのはブランドコンセプトの決定。「どのような年齢・目的のユーザーをターゲットにするのか」「商品ラインナップ」「製造量や価格」といった設定を明確にしていきましょう。
また、成長市場における事業展開についてや、競合ブランドとの差別化、自社の強みについて考慮することも重要です。
ブランドコンセプトが固まったら、商品の開発・製造を依頼するOEM会社を決定します。幹細胞を取り扱っているOEM会社も多いですが、とくに注目したいのは幹細胞培養液の品質です。含まれている成分の質や品質をはじめ、どのような培養方法で抽出を行っているのか、エビデンスはあるのかといった情報をチェックして吟味しましょう。
OEM会社が決まったら、いよいよ商品開発です。企画したプランが実現するかどうかは開発にかかっているため、試作を繰り返しつつ、配合する成分や組み合わせを慎重に決めていきます。
開発した商品を販売するため、ターゲットに合わせた販売ルートを設計していきます。どんなに質の良い商品を作ってもターゲットのもとに届かなければ意味がないため、販路設定と販促活動についても事前に考えておく必要があります。
販売促進の方法としては、CMや雑誌広告、SNS、ホームページなどが挙げられます。どの方法がもっともターゲットに情報が届きやすいか、あらかじめ調査しておくと良いでしょう。
幹細胞化粧品の原料として、多く利用されているヒト幹細胞培養液。このヒト幹細胞培養液には、上皮成長因子(EGF)・細胞増殖因子(FGF)・サイトカイン(情報伝達物質)といったたんぱく質が多く含まれていますが、ここ数年で特に注目されているのがエクソソームです。
エクソソームとは、細胞の再生に必要な物質を届けるメッセンジャー的な役割を持っており、このエクソソームが幹細胞培養液にどれくらい含まれているかで効果が変わってきます。
そのため、幹細胞化粧品の企画段階でOEM会社を選ぶ際には、目的別で必要なたんぱく質とエクソソームを分泌させる技術を持っているかどうかをチェックするようにしましょう。
化粧品の企画・開発では、アイデアはもちろんですが市場やトレンドの把握も重要です。どのような商品が求められているか、流行っているかといった情報を幅広くチェックし、自社ブランドの企画に落とし込んでいきましょう。
OEMを利用する場合、開発はOEM会社の担当者と共に作業を進めることになります。この段階では、OEM会社から提出された試作品を何度か試すことになりますが、どのような使用感のものにしたいかをきちんとイメージしておくと、スムーズな開発が期待できるはずです。
幹細胞化粧品OEMの場合はブランドコンセプト・企画を自社内で決定しておくことが基本ですが、なかには企画からサポートを行っているODM会社もあります。専門家の意見を聞きながら企画を立てたいという方は、ODM会社を検討してみると良いでしょう。
ヒト幹細胞化粧品を
安く作って発売したいなら
ミックス幹細胞化粧品の
独自性で客単価UPを狙うなら
植物幹細胞化粧品で
自然派売りを目指すなら
(※)出展方法によって有料となる場合もあるようなので、詳しくは直接OEM・ODM会社にお問い合わせください
【選定基準】
2022年11月8日時点、Google上で「幹細胞化粧品OEM」と検索をし、幹細胞化粧品の取り扱いがある会社43社を調査。
43社中、生産だけではなく、製品企画・開発・設計からお願いできるODM会社および、公式HPで同等の記載があった会社をピックアップ(12社)。
さらに、OEM製品を納品後も販促支援までしてくれる会社に絞り込み、「ヒト幹細胞」「ヒト×植物幹細胞」「植物幹細胞」でおすすめの会社を下記の基準で選定しました。