加齢により減少してしまう成長因子の分泌。ヒト幹細胞には多くの成長因子が含まれていますが、その種類も働きもさまざま。ここでは、代表的な成長因子とそれぞれの働き、美容効果について説明しています。
細胞の表面には、「レセプター」と呼ばれる鍵穴のようなものがあります。細胞を活性化させるためには、その鍵穴であるレセプターにぴったり合う鍵が結びつくことが必要。その鍵となるものがリガンドと呼ばれており、成長因子がリガンドに当たります。
細胞の活性化のために必要な成長因子ですが、植物の細胞には存在せず、ヒトの幹細胞に多く含まれています。成長因子にはさまざまな種類があり、それぞれの作用もさまざま。そのうちの代表的な因子とその効果をご紹介していきます。
サイトカインとは、免疫細胞から分泌されるたんぱく質のことで、細胞間の情報伝達をしています。サイトカインの種類は多岐にわたり、異物から身体を守る役割を果たしています。
ヒト由来の幹細胞、および幹細胞培養液に多く含まれているのがこのサイトカインであり、肌をすこやかな状態へと導きます。
ケモカインとは、白血球の遊走性を高め活性化させるサイトカインの総称。炎症部で大量に産生され、白血球の遊走性を高めます。細胞を活性化させる働きがあるため、皮膚の状態を整えてくれます。
EGF(上皮成長因子)とは、たんぱく質の一種であり、肌や唾液、母乳にも含まれています。肌の表面にある受容体であるレセプターと結びつくことで、細胞の再生を促進させます。このことから、新陳代謝を活性させ、肌のターンオーバーの周期の乱れを正してくれます。
IGF-1とは、インスリンに似た構造を持つ成長因子で、肝臓などにおいて、成長ホルモンが産生します。産生されたIGF-1は、肌細胞に働きかけ、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの生成を促し、肌にうるおいを与え、すこやかな状態を保ちます。
VEGF(血管内皮増殖因子)は、マクロファージや腫瘍細胞で生成され、血管の新生を促進させる成長因子。表皮の細胞の成長や、脈管形成なども促進。また、毛根へ栄養を運ぶので、発毛を促進する働きもします。
ヒト幹細胞にはたくさんの成長因子が存在し、その種類も働きもさまざま。それぞれの成長因子の働きを理解し、改善したい症状に対して働きかけてくれる成長因子が何かを明確にすることで、求めるヒト幹細胞コスメに近づけるのではないでしょうか。
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