スキンケアだけでなくヘアケア商品でも使われているリンゴ幹細胞。リンゴ幹細胞の特徴、美容効果、製造方法からリスクまでを詳しくご紹介します。
幹細胞は、ヒト、植物、動物の大きく3種類に分けられますが、植物幹細胞は肌を若々しく、うるおいを保つ作用があると言われています。
リンゴ幹細胞は植物幹細胞の一種。スイス産のリンゴである「ウトビラー・スパトラウバー」という、酸味の強いリンゴから幹細胞を取り出して培養させて、リンゴ幹細胞培養液を抽出。このリンゴは、たんぱく質や長寿細胞が多く含まれており、4か月近く味が変わらず劣化しないという特徴があり、「奇跡のリンゴ」とも呼ばれています。
リンゴ幹細胞を培養して作られたリンゴ幹細胞培養液は、幹細胞の働きとリンゴに含まれるビタミンCなどにより、肌のターンオーバーの周期を整え、日やけによるシミを防ぎます。また、スキンケアだけでなくヘアケアにも使われるリンゴ幹細胞。毛根内部に存在するミトコンドリアを活性化させることで、毛髪をすこやかに保つことが期待できます。
ただ、植物幹細胞エキスには、ヒト幹細胞培養エキスとは違い、レセプターやリガンドが存在しないため、細胞自体を活性化させることはできません。そのため、ヒト幹細胞培養エキスと比べると効果がやや劣ってしまう傾向も。
植物幹細胞エキスのエビデンスについて、公開している会社はみつかりませんでした。
OEM・ODM製造を行っている会社によっては、独自にエビデンスをとっているところも。しかし、エビデンスをとることなく、植物幹細胞コスメを開発している会社も多いというのが現状です。
少しでもリスクの少ない植物幹細胞コスメを製造し提供したいと考えている場合、取り扱う植物幹細胞エキスのエビデンスをOEM・ODM製造会社へ確認することをおすすめします。
植物由来の幹細胞の場合、原料が植物であるため、敏感肌の方が使った時などにアレルギーを引き起こす可能性も。自身の肌に合うかどうか、使用する前にパッチテストをすることをおすすめします。
植物の幹細胞は、活発に細胞分裂を起こしている部分に存在します。具体的には、種子の中にある胚や根の先端、茎のつけ根などが活発に細胞分裂をしている部分。ここから植物の幹細胞を取り出して培養し、抽出したものがリンゴ幹細胞培養エキス。この植物幹細胞エキスを配合して化粧品をつくります。
植物幹細胞コスメの企画、開発、製造、パッケージまでを一貫して行ってくれるODM・OEM製造会社もあります。専門知識やノウハウがなくても要望を具体化してくれるので、相談がしやすく魅力的。
肌を若々しく、うるおいを保つ作用があると言われるリンゴ幹細胞培養液。スキンケアのみならずヘアケア商品にも使われており、汎用性の高い植物幹細胞です。
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(※)出展方法によって有料となる場合もあるようなので、詳しくは直接OEM・ODM会社にお問い合わせください
【選定基準】
2022年11月8日時点、Google上で「幹細胞化粧品OEM」と検索をし、幹細胞化粧品の取り扱いがある会社43社を調査。
43社中、生産だけではなく、製品企画・開発・設計からお願いできるODM会社および、公式HPで同等の記載があった会社をピックアップ(12社)。
さらに、OEM製品を納品後も販促支援までしてくれる会社に絞り込み、「ヒト幹細胞」「ヒト×植物幹細胞」「植物幹細胞」でおすすめの会社を下記の基準で選定しました。