ヒト由来で抽出され、肌を引き締めるなどの働きを持つヒト神経幹細胞。ヒト神経幹細胞の特徴、美容効果、製造方法からリスクまでを詳しくご紹介します。
ヒト神経幹細胞とは大人の脳に存在し、自己複製だけでなく、それ以外の神経系細胞にも分化できる細胞。再生医療での移植も行われており、脳虚血や脊椎損傷、パーキンソン病などの神経疾患の治療でも使われています。
ヒト神経幹細胞は、肌のターンオーバーを促し、肌にハリ、つやを与え、肌を引き締めます。
日本では、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の第2条に「生物由来原料、生物由来製品」という規定があります。そこでは、生物由来原料基準を守ること、品質や安全性を確保するための製造方法などを定義。
ヒト幹細胞コスメには、ヒト幹細胞の「培養液エキス」が使われています。
「培養液エキス」とは、ヒト幹細胞を培養液にて抽出した上澄み液であるヒト幹細胞培養液に、水やアルコールなどを加えて薄めたもの。ヒト幹細胞培養液自体は、除菌処理などが施され、不純物を取り除いた状態なので、比較的リスクは低いと言えます。しかし「培養液エキス」の場合、培養液を薄めているアルコールや添加物等の成分によって、アレルギー症状が出るリスクが考えられます。
ヒト幹細胞培養液は、エイズや肝炎などのようなウイルスや細菌に感染していない健康な成人女性ドナーから採取したヒト幹細胞を培養して培養液抽出します。生産過程では何度もウイルスや細菌感染のスクリーニングテストを実施。最終工程での全数無菌検査を行い、合格したもののみを出荷します。
厚生労働大臣が薬機法に基づき定めた医薬品等の品質管理基準である、『GMP』に準拠したクリーンルームにてヒト幹細胞の培養を実施。培養方法の一つである『ローリングボトル法』を採用すると、健康的で美しい肌へと導く成長因子などのたんぱく質や、エイジングケア(※1)の成分として注目されている「エクソソーム」などが、従来よりも増えるようです(※2)。
生物由来の原料なので、安心して使用できるよう、皮膚刺激性テストやアレルギーテストなど複数の試験を実施します。
(※1)年齢に応じたお手入れ
(※2)参照元:コスメシューティカル株式会社HP https://www.cosmeceuticals.co.jp/material/
コスメだけでなく、治療として医療の分野でも活躍しているヒト神経幹細胞。治療にも用いられています。肌にハリやつやを与えてくれる期待を持てるものなら試してみたいと思えるヒト幹細胞です。
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